- 理想のイメージ(仕上がりの明度・彩度・色相)
- 過去の施術履歴
- 改善したいこと・お悩み
- その他、不安なことの共有
- 来店動機
- 美容室履歴
- 日常のお手入れ
- 担当者へ求めること
- 今日のスタイリング
- 今後の目標
- 次回提案・休みの曜日
- サロンでの過ごし方
- 好きな系統
- 頼まれたお飲物
- 好きな香り
なぜカウンセリングが重要なのか。
お客様のニーズが多様化している現代ではそれを見極める技術が必要になるからです。
SNSなどで学べるようになり技術力が全国的に上がってきていますが、技術力と同じくらいカウンセリング力が重要です。
お客様自身がなりたい姿(目的)になるための
施術(手段)を買うためにご来店される
ニーズ=目的
潜在的
潜在的なニーズを把握し解決することで、お客様の満足度向上に繋がる
ウォンツ=手段
顕在的
それぞれのタイミングで会話の内容を決めておきましょう。
施術前
施術中
施術後
最低限カルテに書いておくべき内容です。
以下の3つのポイントを意識することで再来率の高い美容師としてお客様に支持されるようになる。
今日の仕上がりのイメージ共有
これまでの美容経験・価値観の共有
次回以降の髪の毛のプランの共有
お客様が事前に画像などを持ってきているか?それは可能か?
有り
できれば複数
無し
言葉だけでなく画像などで確認する
可能
できれば複数
不可能
※必ずお客さま目線で説明を行う
×次の予約があるので
難しい施術に関しては、
ゴールの幅を広めに設定する
例)もしよければ今日はブリーチ無しでなるべく近い色味にさせていただいて、物足りなければ次回以降ブリーチをしてあげると色味も安定するし髪の履歴もわかるので良いと思うのですがいかがでしょうか?
イメージワードを拾ってお客様の希望のカラーを読み解く。
イメージワード | 対応例 |
---|---|
軽く | 明度をあげる・彩度を下げる |
重く・しっとり | 明度を下げる・黄色味を消す |
若々しく | 明度・彩度を上げる |
大人っぽく | 明度・彩度を下げる |
女の子らしく | 暖色系〜中性色 |
カッコよく | 寒色系 |
柔らかく | 明度を上げて暖色系 |
硬く | 明度を下げて・寒色系 |
透明感 | ティントを削る・彩度を下げる |
個性的に | 明度・彩度・色相でコントラストを出す |
「具体的な希望を伝えていないのに私に似合うカラーにしてくれた」という絶対的な信頼感が生まれる。
明らかなものは当ててあげると信頼度がアップする。
お客様の中の「不」を共有する。
「不安」「不満」
お客様が悩んでいるであろうことを言い当てるのはハードルが高いことですが、共有はしておくべきです。
そのような時に使えるキラーワードがあります。
私のお客様で、最近○○がお悩みの方が多いのですが、
△△様はいかがですか??
安心感・信頼感に繋がる
(この美容師さんは私と同じような悩みのある人から支持されているんだな)
提案に繋がる
(「不」を把握できていないままの提案は押し売りになります)
お客様の美容に対する経験や価値観を
共有する
なぜ今日、このお店に来店してくれたのかを確認する。
お客様の優先順位が把握できる・次回提案をする際のキーワードに使える。
この中で特に何を重要視するのかの把握が大切。
嫌なことを把握してそれをしない。
お客様の中にある「地雷」の場所を把握する。
技術や商品を提案する際の「根拠」にする。
髪色を提案する為の、承諾を得る。
次回以降の髪の毛のプランを共有
再現性に加えて、美容室に来た特別感を感じてもらう。
しっかりと全てカルテに記入するのが重要
記入を忘れてしまうと、次回の来店時に前回と違うコテの温度にしてしまったり、前回と変えてみましょうという提案もしづらくなる。
次回もご来店していただくことが前提になります。
マイナスの未来
プラスの未来
マイナスとプラスの差が大きいほど
再来につながる
マイナスとプラスの未来を
それぞれ提示する。
「髪は育てるもの」という価値観を共有する。
「うちのサロン田舎だからみんな3ヶ月周期くらいなんですよね〜。」
確かにお客様の感覚に合わせるとそうなりますが、プロとしてお客様の髪を綺麗に保つための最適な周期を、お客様の財布を気にせずにお伝えするのが大事。
もしも美容師でなく医者だったら。
伝えてくれる医者の方が信頼できるはずです。
お客様は髪のプロではない。
プロとしてのご提案を。
などなど、
話した内容はできる限り細かく。
覚えてくれていたら単純に嬉しいと思います。
また来てよかった、また次もお願いしたい!と思ってもらえるためにとても重要なポイントです。
自分自身に関心がない相手に
信頼を抱くことはない。
これさえ押さえておけば次回来店時のお話が楽になりますし、お客様との信頼関係も築けるので再来率も上がります。
毎回同じ項目でお客様とお話したことを書いていくだけなので簡単です。
※iPhoneの場合:[設定]→[一般]→[キーボード]→[新しいキーボードを追加…]→[簡単コピペ]
簡単コピペのアプリ内に項目や文言を追加しておくとキーボードから1タップで設定された項目や文言が入力できます
メモアプリに保存して使用してください。
プレ
ミドル
アフター
その他